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【日中】小沢氏、布石の訪中 自民へ外交で対立軸 「ご機嫌うかがいの親中派議員とは違う、という面も見せる(小沢氏周辺)」 [06/30]
- 1 :言葉は葉っぱφ ★:2006/06/30(金) 11:47:23 ID:???
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小沢氏、布石の訪中 自民へ外交で対立軸
民主党の小沢代表が就任後初の外遊先として7月3日から中国を訪れ、胡錦涛(フーチンタオ)国家主席らと会談する。小泉首相の
靖国参拝で日中間の首脳交流が途絶えるなか、野党第1党の党首として外交姿勢での対立軸を明確にしたい考え。日中国交正常化を
果たした故田中角栄元首相の直系である小沢氏と中国の関係は30年以上にわたる。政権交代に向け、ポスト小泉との政治決戦に
意気込む小沢氏をどう遇するか。中国側の対応も注目される。(林尚行)
●党内へ再選体制を盤石に
28日夜、東京都港区の中国大使館で、民主党訪中団の「壮行食事会」が開かれた。菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長、輿石東
参院議員会長らを伴った小沢氏を、中国側は王毅(ワンイー)大使らが迎えた。
ちょうど、靖国参拝を理由として首脳会談に応じない中国側を、カナダ訪問中の小泉首相が改めて批判した直後――。出席者によると、
王氏らが日中政府間の関係について厳しい現状認識を述べるなど、「率直な意見交換」(出席者の一人)が行われた。
小沢氏の持論は「日米中関係は形のいい三角形をつくるべきだ」。米国とも中国とも等距離の「二等辺三角形」(小沢氏周辺)の外交を
進めることが、日本の存在感を示すことにつながり、ひいてはアジア外交で主導権を握ることになるとの考えだ。
小沢氏が与野党逆転を期す参院選は来年夏。その敵方の大将となるポスト小泉を選ぶ自民党総裁選の前に、こうしたアジア重視の
外交姿勢を打ち出すことが今回の訪中の最大の狙いだ。小沢氏周辺は、胡主席との会談やその後の記者会見などの場で、
東アジア全体の外交ビジョンを披露することも検討している。
訪中のきっかけは今年5月、元首相の羽田孜・党最高顧問を通じた中国側からの要請だった。当初、小沢氏側は参院選の準備などを
理由に早期の訪中には必ずしも前向きではなかった。それが、この時期に決まったのは「対米外交の偏重」と批判される小泉首相の
訪米直後ということで、対立軸を際立たせる絶好のタイミングだからだ。
さらに、菅氏や鳩山氏を従え、中国指導部と渡り合う姿を見せることができれば、前原誠司前代表の「中国脅威論」で揺れたアジア外交を
めぐる民主党の方向性を落ち着かせることができ、9月の代表再選に向け党内基盤を盤石にできる――。そんな狙いものぞく。
●交流、曲折の30年
小沢氏が野党第1党の党首として訪中するのは、新進党党首だった96年5月以来。この時は江沢民(チアンツォーミン)国家主席や
李鵬(リーポン)首相(いずれも当時)と会談するなど、野党としては異例の歓迎を受けた。
だが、自由党時代には待遇が一転。自民党と連立を組んだが、新しい日米防衛協力のための指針(ガイドライン)を反映した周辺事態法を
めぐり、「(周辺事態の対象に)中国と台湾も入る」と発言したり、中国の軍拡を批判して「日本が核兵器をつくるのは簡単だ」と挑発的に
述べたりしたため、中国政府の反発を招いた。
自由党党首として訪中した99年2月に迎えたのは、中国共産党内で「ナンバー6」だった尉健行(ウェイチエンシン)・政治局常務委員だった。
00年10月には来日した朱鎔基(チューロンチー)首相との会談が見送られ、同年12月の訪中でも期待した要人との会談は実現しなかった。
しかし、今回は「中国側からの度重なるラブコールがあった」(小沢氏周辺)と言い、新進党時代の厚遇に戻った形だ。
党内には「政権交代する可能性があると中国側がみている証拠だ」との見方がある一方、「靖国参拝が焦点になるであろう自民党総裁選へ
の牽制(けんせい)球」という冷静な受け止めもある。
小沢氏と中国との関係の起点は、日中国交正常化直後の30年以上前にさかのぼる。最も数多く訪れ、人脈を築いた国のひとつだ。
自民党竹下派時代の89年に企画立案した国会議員や民間人による草の根交流「長城計画」は継続中だ。ポスト胡錦涛の有力候補と
される李克強(リーコーチアン)・遼寧省党委書記とは、中国共産党の青年組織に在籍していた約10年前に来日した際、小沢氏の
地元・岩手に宿泊した間柄だ。
小沢氏には、中国にとって耳の痛いことも率直に言ってきたとの自負がある。「ご機嫌うかがいの親中派議員とは違う、という面も見せる」
(周辺)との意気込み通りの訪問となるか。
ソース:朝日新聞
http://www.asahi.com/paper/politics.html
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